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ノンフリーク クッキング教室
余ったご飯の再利再利用
皇后陛下のババロア キュウリ豚スープ 炒飯
母の日にカーネーションを買い忘れたノンフリークです
しょうがないから、例によって料理でも作って、家族をもてなすことにしました。
ところが、悪いことにこの日、やたら残飯が多いのです。どっちを向いても残りご飯だらけ。2日も前の残りご飯まであって、これを何とか始末しなきゃいけないし、なおかつ「それなりの料理」を作らねばなりません。仕方がないので、余ったご飯を再利用する献立を考えました。
皇后陛下のババロア
余ったご飯といっても、2日も前のものだと、普通は捨てるしかありません。比較的新しいやつなら炒飯にして、翌日再加熱すればいいのですが、2日前のではちょっと不安です。そこで、
「皇后陛下のババロア」を作ってしまうことにしました。なぜこんなネーミングがついたのか知らないんですが、多分宮廷つきのコックが考案したんじゃないでしょうかねえ。
ごはん 1カップ
牛乳 2.5カップ
をまぜて、10分程度とろ火で煮ます。そのあと
砂糖 100g
を加えて、混ぜながらさらに数分煮ましょう。ご飯がとろけてのり状になってきます。完全につぶれる必要はありません。
そのあとはさましておき、室温程度まで冷めたら冷蔵庫に入れてさらに冷やします
生クリーム1カップにバニラエッセンスを加えて、固めに泡立てます。冷蔵庫から先ほどの「牛乳煮のご飯」を出してきて、あわせたらそれでもうおしまい!超簡単です
型に入れて冷蔵庫に入れて冷やし固めてもいいですし、このようにガラス容器に入れて、そのまま冷蔵庫に入れても結構です
キュウリ豚スープ 炒飯
皇后陛下のババロアを作っても、まだまだご飯が余っています。しょうがないから、あとは普通に炒飯にします。しかし、ご飯が炒飯、デザートがまたご飯じゃやってられません。
ちょうど冷蔵庫に冷凍の豚肉と、キュウリが2本ありました。早速「キュウリ豚スープ」を作りましょう。キュウリは中華料理じゃ、炒めたりスープにしたりしてよく出てきます。日本料理じゃあんまり火を通したキュウリというのはありませんが、作ってみるとかなりおいしいものです。
右で炒飯を作る間に、左側でスープを作りましょう。時間がないのでガラスープの粉末を使います
豚肉は100gほど、要するに適当で結構です。ガラスープにちょっとだけ「薄口しょうゆ」を足し、黒こしょうで味を調えます
小口切りにしたキュウリを加えて、しばらく煮ます。右側では同時に炒飯を作っています
ね、できあがると結構おいしそうです。
左上が「皇后陛下のババロア」でして、実際には食後に出します。上に載っているのはレッドベリーですね
右上がキュウリ豚スープ。下が炒飯というわけ。
残り物ばっかりの利用ですが、割合彩りもよく出来ました。