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ノンフリーク クッキング教室
餅の黄身衣揚げ
リンク先の大沢けん太さんから
「餅があまったんだけど、これを使ってお酒のつまみになるようなレシピを考えてほしい」
というリクエストをいただいたんであります。
これはなかなか難しい命題でありまして、餅の食べ方だったら、雑煮とか鍋物に入れるなどは誰でも考えることです。しかし「酒のつまみ」ねえ〜
と、さんざん考えて考案したのがこれ!作ってみて家のものにも食べさせてみました。妻に
「どうだ?」
って聞きますと
「もう、ばっちり!料亭でお酒の時に出す『煮物椀』みたいで、お酒にもぴったりよ!!」
と、我が家のノンも(爆)お墨付きの一品です。ぜひお試しあれ
餅って言うと、こうやっておしるこにするか、
焼いてしょうゆをつけて、のりで巻くか(いそべ餅って言いますが)、
またはこうやってチーズを乗っけて、タバスコソースをかける「ピザ風」か、ま、せいぜいそんなもんです。
さあ、ではこれからセルジュ(弟)じゃなかった、ノンフリークの腕の見せ所です。
まず大根おろしを1カップ弱くらい用意します。この場合は面倒くさいので、大根を直接ジューサーにかけてしまいました。こうすると水分が抜けてますからこのまま使えます。手で普通におろして大根おろしを作られた場合は、固く絞りましょう。・・・となると、やっぱりジューサーで一気に作っちゃったほうが簡単です。水分の方は使いません。使うのはこのような「絞りかす」のほうです。
鍋に、だし300CC、みりん大さじ2、しょうゆ大さじ1、塩小さじ1(私は塩辛いのがイヤなので、塩だけは入れませんでした。入れなくてもおいしいです。このあたりはお好みで。関東の方は入れないと味に満足できないんじゃないでしょうか。関西の方なら多分OKです)を加えて、一煮立ちさせます。
ここで、ノンフリークスペシャルの「黄身衣」を作ります
レシピは
卵黄3個分
片栗粉大さじ3
小麦粉大さじ1
塩少々(塩分が多いのが嫌いだから、これも私は入れませんでした)
です。水は大さじ2〜3杯くらいでしょうかねえ。とにかく、普通の天ぷらの堅さくらいの衣を作ります。
餅に衣をつけて、中温の油で揚げます。あんまり温度が高すぎると、何しろ黄身衣ですから焦げますし、気をつけましょう。
揚がってくるとこうやって餅がちゃんと膨らみますね。こうなればOKです!!
先ほど作っただしに、大根おろしを入れてさっと煮立てます。このとき煮すぎるのは絶対いけません。まずくて食べられなくなります。さっと煮立てたらそれで十分!!
お椀に餅を載せて(2切れくらいかな?)上から大根おろし入りのだしをかけ、刻みネギともみのりを散らします!これは絶品!!大根おろしが入っていますから消化も非常によろしいですし、小夜食にももってこいですよ。もちろんお酒のつまみとしてもバッチリ!ほとんど気分は「料亭の煮物椀」です!!我が家でも非常に好評でした
材料表(4人前)
もち・・・・・・・・・8切れ
卵黄・・・・・・・・・3個分(普通に卵を一個使ってもまあまあおいしいです)
大根おろし・・・・1カップ弱。絞って使います
のり・・・・・・・・・1枚
だし・・・・・・・・・300CC
その他
塩・しょうゆ・みりん・片栗粉・小麦粉・揚げ油