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ノンフリーク クッキング教室

青ライン

きりたんぽ風なべ・アジの蒲焼き

シファさんからリクエストのあったご飯料理のパート2です。我が家ではご飯が余ると、こうやっていつも再利用して無駄なく使うことになっています。今日は東北の代表的ななべ料理であります。


残りご飯を用意

今回もマジで残りご飯の再利用です(毎回こればっかり!)焼きおにぎりにしてもいいのですが、面倒くさい。だから、


ご飯をつぶす

こうやって電子ジャーに入れたまんまでもかまわないから、すりこぎでつぶします。


適当にまとめる

あとは適当です。手に水をつけて握り、お団子状にしてもいいし、このように細長く伸ばしても結構。中にプラスチックや竹の棒を入れて長く握り、そのあと棒を抜けば竹輪(チクワ)のようになります。本来のきりたんぽはこういう形をしています。丸くお団子状に握ったのは「だまっこ」と呼びます。おいしいのでみんなが食事中に話をしなくなり、黙ってしまうことからこの名前がついたそうです。


鍋をつくる

あとは普通にこんにゃく、人参、里芋、油揚げなどを入れたなべを作ります。本場の東北のきりたんぽ風にしようとするなら、味付けは次のようなものになりますが、

酒大さじ3
しょうゆ大さじ3
みりん大さじ4
塩大さじ1

なんですけど、この味付けじゃ確かに東北風ではありますけど、薄味が基本の我が家では実は塩の部分だけ少なくして味をつけています。まあこの辺はお好みで調整してください。


きりたんぽを入れる

ご飯のダンゴやきりたんぽを入れて、あとは煮るだけ。本当ですとこのご飯のダンゴとかきりたんぽはいろりであぶって焦げ目をつけるんですが、そんな手間のかかることをやっている時間がないから、我が家は作って1日ほどただほおっておくだけ。
当然固くなっちゃいますが、これを煮ると風味がちょうどよくなるんであります。


完成

ま、要するに鍋ですから具は何でもいいのであります。この時なんて冷蔵庫に余っていたからギョーザなんか入れちゃってますが、結構おいしいものです。


サバを用意

ついでですからサバの蒲焼きも作っちゃいましょう。我が家はやたら青魚が食卓に上ることが多いのですが、DNA(ドコサヘキサエン酸)もやたら多いし、ダイエットにも頭の回転をよくするのにも、ついでにアレルギー対策にもおすすめの食品です。


臭みを消す

でも、さすがに青魚だからそのままじゃさすがに生臭いです。だから対策としてはスパイスをたっぷり使います。多めのオリーブオイルでこんがり焼きながら、ショウガの粉をたっぷり振りまして、


さらにスパイスをかける

さらにナツメグとかバジリコ、オレガノといった、西洋料理のスパイスをふりかけて焼くわけです。これで臭みはほとんどぬけてしまいます。


最後の仕上げ

これだけスパイスぶっ込んだら臭いわけないですよね〜、ここでしょうゆ大さじ3、みりん大さじ1、砂糖大さじ2で味をつけ、さらに仕上げにトウガラシを振ります。


完成

青魚が苦手な人も安心、ノンフリーク流蒲焼きでした。同様の味付けでイワシやサンマ、サバも料理できます。とにかく安くてヘルシーなのが青魚ですから、積極的に食べたいものです。


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