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夏バテ対策料理・スタミナ料理 さらに追加
 

リンク先の「鳥獣GIGA」の管理人さんがエジプトがお好きで、エジプトレシピなんか計画されているんであります。私もエジプトは好きだしエジプト料理はすごくヘルシーでスタミナが付くので、高く評価してるんですね。このたびすごくポピュラーな「モロヘイヤのスープ」を作ってみましたが、低カロリーでしかもニンニクとタマネギを多用しておりまして、この「夏バテ料理特集」にぴったりなのでアップすることにしました。


エジプト料理・モロヘイヤのスープ

レシピ本は「ファラオのレシピ」(大英博物館・ミュージアム図書:共同出版 著者:ミシェル・ベリデイルージョンソン 日本語版監修:吉村作治)によります。あの「吉村先生」が監修してるんであります。この本によりますと、

材料(6人分)
ラム肉・鶏肉・カモ肉のいずれか1種類        350g
タマネギ(みじん切り)                  2個
にんにく(つぶす)                    9かけ
モロヘイヤ                        150g
バターまたはオリーブオイル             小さじ2
粉末コリアンダー                    小さじ2
塩・挽きたての黒コショウ               適量
薬味(好みで)タマネギ3個を薄くスライスし、酢小さじ2であえたもの

となっていますが、材料の分量がおかしいとか、料理手順上どう考えても?という箇所もあるので、その辺はノンフリーク流にアレンジして作りました。


モモ肉をばらす

まずは鶏肉を用意します。レシピによれば最初は固まりのまま鶏肉を茹で、肉を取り出したのちに細かく刻むことになっています。その結果2時間も煮込まなきゃなりません。のんびりしていた昔ならともかく、現代の忙しい生活で(ことに私は忙しい男ですし)そんな悠長なことをする気にはなれないので、最初から鶏のモモ肉はバラして細かく刻みました。


にんにくと一緒に煮こむ

そうしてこれを、鍋で煮込みます。一緒に入れるのは、つぶしたニンニク3分の1、9かけの3分の一だから、3かけということになりますね。かなりニンニクをたくさん使う料理です。それと塩・コショウね。煮立ったらアクをすくっておきます。このやり方にすると20分程度煮れば十分です。




その間に残りのニンニクとみじん切りのタマネギをオリーブオイルで炒めます。この「みじん切りのタマネギ」をどこで使うのかレシピ本には全然載ってない(笑)のですが、どう考えてもここしかないので、ニンニクと一緒に炒めました。焦げ付かないように注意しながらきつね色になるまで炒めます


一緒にして煮る

実は写真撮るの忘れてたんです!キツネ色になったらさっきの鶏の鍋にあけ、一緒に煮るんですね。大部分を鍋にあけちゃってから思い出して写真撮ってるのよ、バカです〜


スープが茶色に

ニンニクとタマネギがきつね色になるまで炒められたやつが入ってますからね、スープはとたんに茶褐色に変色しました。コリアンダーと黒コショウで味を調えます。もし味が薄くて頼りないようなら、こっそりですが「固形スープのもと」なんか放り込んでごまかしちゃいましょう!(爆!)


モロヘイヤを刻む
そしてモロヘイヤを細かく刻みまして、


さっとゆでて出来あがり

鍋に入れてこれで出来上がり。5分以上茹でてしまうと葉が溶けてしまっておいしくなくなりますので、割合さっと茹でる程度でいいです


完成

はい、まあ簡単に出来ちゃったね〜、っていうか、本来なら何時間もかかる料理を手早く作れるように考えて作ってるだけですがね〜
オリエントの料理なんて、ホントに時間と手間ヒマ考えないくらいの料理が多いんですよ。たとえば、インドじゃ本当はカレーの味付けだろうが何だろうが
「ギー」
というオイルを使うのが本当です。こいつはバターを鍋で気長に気長に、気長〜に、なんと5時間も炒めるというか加熱して褐色にしたシロモノ!!日本の忙しい日常生活でこの「ギー」が作れるのは何人いるんでしょうか?


薬味を用意する

スープには好みで、この薬味を入れます。これが意外においしかったんですよね!タマネギを薄くスライスして酢小さじ2であえただけのシロモノ。
レシピ本によると、このときのタマネギの分量が「タマネギ3個分」って書いてあるんですが、どう考えても多すぎ。タマネギ3個分のスライスに酢がたった小さじ2じゃ、全然あえものにもならないし。
というわけで、やっぱりタマネギは2分の1個程度でしょう(笑)


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