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ノンフリーク クッキング教室
うざく・大根サラダ
土用の丑には夏ばて防止にウナギを食べる習慣です。最近始まったことかと思いきや、万葉集に「夏場ばてにいいからウナギを食べなさい」という内容の歌が載っていて、なんと1500年も前に真夏には食べられていたんですよ。もっとも縦に裂いて蒲焼にするようになったのは江戸時代以降で、それまでは豪快にぶつ切りにしてたんですけどね。ドイツのライン川にもウナギがたくさんいるんですが、やっぱりドイツでも豪快にぶつ切りにして調理、当然たれもなしで塩コショウです(笑)
うざく
ってことで、うざくです。スーパーで売っているうなぎの蒲焼を使いますが、別にあれを買ってきてそのまま「うな重」にしちゃってもいいんですけど、それじゃ工夫がないし重めのメニューって我が家はきわめて人気が悪いのであります。そこであっさりと食べられるうざくがおすすめ。
作り方はきわめて簡単、この手のスライサーが最近じゃどこでも売られてますから、こいつでキュウリを薄い輪切りにするのね。
輪切りキュウリには塩を振ってしんなりさせ、そのあと水にさらして塩気を抜き、固く絞ります。
ミョウガを小さく刻んで入れるのがコツなんですよね〜、これを混ぜるとウナギの臭みがほとんどなくなります。ミョウガがなければショウガの千切りでOK
スーパーなんかで買ってきたウナギは、テフロン加工をしたフライパンに入れ、中火で両面を焼きます。
冷めたところで千切りにし、粉山椒をまぶします。みじん切りのミョウガも混ぜ、臭み対策は完璧です。
あとは簡単で、キュウリとウナギをまぜ、
三杯酢(酢・しょうゆ・砂糖をあわせたもの)をかけて完成。うざくにはほかに大体は「だし」なんかが入っておりまして、料理屋のうざくは間違いなくそうなんですが、これは別に好みでどちらでも結構です。私はとにかくシンプルであっさり味が好きなので、わざとだしを入れないで三杯酢だけなんですよね〜。家の者にはこのタイプのうざくのほうが評判がよろしいもんで(笑)
大根サラダ
最近居酒屋なんかで、定番のメニューがこれですよね〜。大根をおいしく食べる非常に簡単な方法で、我が家でも人気メニューだから早速作ってみましょう。スライサーは刃の部分さえ交換すれば、ほとんどのことが出来ちゃうので便利。今度は千切りにします。というか刃を替えておろすだけ
あとはきわめて簡単、皿にこんもりと大根を載せ、
ジャコと味付け海苔をばらばらとまいて、
和風ドレッシング(サラダオイル、酢、しょうゆ、砂糖)をたっぷりかけて出来あがり。ちょっと普通より酢をきかせ気味にすると、さっぱりして非常においしくなります。