カブキマンのサイト
カブキマン参上!
そこで舞台は代わってハリー刑事のアパートになるんですが、やけ酒をあおるハリー刑事。どうでもいいけどビールの空き缶が多すぎるのよ。500本くらい飲んでる分量なんだなこれが。松本先生の「男おいどん」の下宿生活みたいだ。
それでハリー刑事が鏡をのぞき込むと、鏡の中に例のカブキのオッサンの顔が浮かび出てくる!怪しさ100万倍!
「カ・ブ・キ・マ・ン!!」
と、鏡の中で(爆)メンタマひんむいて口走るオッサン!クセになってしまいそうだ!!
さてまたしても場面は変わって、悪の親玉のアジトです。一応表向きは慈善家のスチュワート宅ですが、ここにはさっきの殺し屋も来ております。この銀髪の殺し屋はレンブランとというそうだ。悪徳牧師もいて、要するにみんな悪いやつ。
「これでカブキマンは現れない。やったやった〜!」
とか、思い切りアホなことを口々に言ってるわけ。
警察署に顔を出したハリー刑事は、同僚にはクソミソに言われる、上司にはどやされるし、もう散々。しかも「カブキ劇場」の殺人事件からはずされてしまうのであります。上司に小言を言いまくられるハリー刑事の中で、正義感がフツフツと燃えた時、カブキマンの魂に火がついて、おおっ!!
カブキパワーによって靴がゲタに変わったあ!
さらにカブキパワーによってズボンがキモノに変わった!
もう解説書くのもイヤになるようなものすげー展開ですうう!!
唐突に警察署でキモノ姿になり脳味噌が大パニックになったハリー刑事。そこに、カブキ劇場にいたあの美人が訪ねてくる。この子の名はロータス。要するに「蓮(ハス)」って意味ですね。そして、
「あなたがカブキマンの超能力を受け継いだのよ、すでに体に変化が現れているでしょう?」
なんてぶっ飛びなことを言い出す。これがまた財前直美みたいな美人で、B級映画の王道のノリなのよ〜(笑)
「カブキマンの能力を受け継いだからには、誓いの晩餐をして」
ってことも言うんだけど、これって要するにあの「ミミズを食べる」ことなのよ〜!
このシチュエーションで完全に信用して、
「はいそうですか、じゃあ私がカブキマンになりましょう。実はミミズも好物なんですよ。オリエンタルの味ですな。タバスコか何か貸してくれますう?」
なんて言うやつがいたら、よほどのアホです。
カブキ大変身
場面は変わって、昼間の公園であります。ハリー刑事の恋人もやっぱり婦人警官で、スチュワート一味の捜査をしていて弱みを握っているのであります。それでスチュワートは彼女を始末しようとする。真っ昼間の公園で手下に囲まれるハリーの恋人、さすがにアメリカは治安が悪い!絶体絶命だ!騒ぎを聞いてかけつけるのだが、ハリー刑事はメチャクソに弱い。恋人を助けに来たのにたちまちボコられ、拳銃突きつけられて絶体絶命か×(かける)二乗(にじょう)!!
すると!公園に脱いであったハリー刑事のゲタが、カブキパワーによって浮き上がった!!(吊ってるだけだというツッコミはなしね)
カキーン!!
手下の脳天を直撃!主人のハリー刑事よりよほど役に立つゲタだ!そして次には、いよいよカブキパワーによって変身が始まった!!ハリー刑事の背中から、なぜかカブキの垂れ幕が!!(どこから出てくる!?)
そしてみるみるうちに広がり全身を包むカブキの垂れ幕!ほとんど簡易型サウナ部屋みたいなじょーたい!!ハリーの頭から白い乳液状のものが吹き出したかと思うと、顔が白塗りになった!ヘアースタイルも変化、カラスのようなわけのわからん頭になったぞ!いよいよ出るかカブキマン!!
カブキマン参上!!
ってことで、恋人の危機に変身したハリー刑事、ついに伝説のZ級ヘタレヒーロー、カブキマンになります!これがまたすごいんだなあ〜、ハデハデのカブキマントに隈取り化粧、さらに頭はへんてこな日本髪だもの。呆気にとられるスチュワート一行をしり目に、カブキポーズを決める!
「・・・・・・・!」
あまりの光景に声も出ない悪役ども。画像がお見せできないのがとっても残念。首をぐるぐる回してドハデに大見得を切りながら、カブキマンが名乗りをあげるのです。これがまたカタコトの日本語で叫ぶんだなあ〜!素晴らしい!目からウロコだ!!超はまることうけあい!!
「カブキマン サーーーーーーン ジョッ!!」
アホをとっくに通り越して大快感!クセになりますなあ。次には何をするのかと思ったら、「ララララーーーー!!!」オペラの「蝶々夫人」を歌い出す。なぜ?(爆)
そしてその次には、なぜかすごい勢いで側転しだした!グルグルグルグル!もう誰にも止められない!!
カアーーーン!
「・・・・・・・・・・・・」
電柱に激突して固まるカブキマン。
「だれが立てた!?」
と、次には電柱を指差して怒り狂うカブキマン!素晴らしすぎます!(核爆)
カブキマンは無敵だ!
さて、とんでもない登場の仕方で出てきたカブキマン、ヘタレな外見に似合わず、ひじょーに強いんであります。その無敵の力を解説しよう!
その1
無敵のカブキ・扇子(せんす)
金色のハデハデで、中央にはくっきりと「力」の漢字が!(爆)これであおっただけで強風がまきおこり、チンピラ2人が吹っ飛ばされて木の上に引っかかるのだ!
その2
天下無双のカブキ・ソード
要するに日本刀なんですけど、つばの部分がなぜか真四角(笑)これを持ったらカブキマンは無敵だ!鉄パイプで殴り掛かろうとするチンピラに対し、「シャカシャカシャカシャカ!」って調子で、めったやたら素早いスピードで斬りつけるカブキマン!すると、
ボロボロボロボロ!!
鉄パイプがその場でこまぎれに!漫画じゃよくあるシーンだが、実写でこれをやるのはカブキマンくらいなものだ!!腰を抜かして逃げていくチンピラ!
その3
割り箸バズーカ
おっ!逆上したチンピラの一人がピストルを構えた!扇子や刀でピストルの弾に勝てるのかカブキマン!?なーに、心配は無用だ!!カブキマンは無敵なのだ!腕を差し出しただけで秘密のアイテムが飛び出すのだ!!
バシュバシュバシュ!!
「ぎゃーーーーっ!!」 ドカッ!!
ひどい!全身を串刺しだ!まてよ、あのグッズはもしかして!!??おおーーーっ!!割り箸だ!割り箸で串刺しになっている!こういう殺され方するってのもレアで素敵かもしれない。
その4
飛び出す鉄火巻き
強いぞ僕らのカブキマン!今度はあのスチュワートの手先の女が相手だ!こいつがまたギャーギャーとうるさく、カブキマンをののしりまくる。ついにキレたカブキマン、またもや右手を差し出した!すると、
ズボ!!
おおっ!女の口に詰め物がすっぽり!これでもう、わめけないのだが、よく見るとこれはスシだ!しかも鉄火巻きだ!さすがカブキマン、味にもうるさいと見た(爆)
その5
なにげに残虐ファイト
扇子一つでもチンピラなんかひとひねり!バシッ!ドカッ!バッキーーーン!!ボコボコに張りたおす!
それからがすごい!なーんと、ぶっ倒れたチンピラの頭を、カブキポーズを決めながら踏みつけまくる!!
グシャッ!!グシュグシュ!!グッシュン!!
「うぷっ!うげげげげ!!」
敵のチンピラですら吐きかけてます!そりゃあんた、頭ぐちゃぐちゃですがな!頭踏まれるごとにチンピラの体がピクピクけいれんしてるんですけど〜っ!(爆)この残虐ファイトぶり、さすがカブキマン!!(どこが?)
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