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脳の老化防止法


要点だけ纏めれば、以下のようになります・
●意識過剰にならない
 「また、うっかりミスしないだろうか?大丈夫だろうか?」と心配する気持ちが、
 かえって悪い結果を生みかねません。「あたしはミスしない女なのよ!」
 くらいの少々強気な態度で試験を受ける程度で、釣り合いがとれると思います。
●メンタル面のコントロール法を身につける
 いろいろな職業の人達が実践している方法です。好みや体質の問題もありますが、
 瞑想,アロマテラピー,ヨガ,座禅,太極拳,自己催眠,等々、いろいろあります。
 勿論、自分の趣味や生き甲斐でストレス発散・・・という自己工夫でも構いません。
 メンタル面をコントロールすることで大成した人はたくさんいますよ!
●集中力を身につける
 ミスとは、大抵の場合、早合点によるものが多いため、集中力を養うことが
 解決策になります。具体的方法は、今後紹介します。
●発想力や頭の回転力を高める
 これも、具体的方法はたくさんあり、今後紹介しますが、
 「脳力」をアップすればミスも減る・・・ということです。

脳の老化防止対策シリーズ(その1)
序論ですが、人間の脳細胞は、1日に10万個以上も減っていきます。
だからと言って落胆することはありません。これから紹介する数々の方法で、
脳の衰えを緩和させることは、誰でも努力次第で十分可能です。
重要な順で紹介カキコしていきます! まずは、その第1弾!
【脳も使わなければ衰える。だから日頃から積極的に使おう!】
これは、本シリーズの大前提と言える重要事項です。
脳に限らず、人間の体は、使わなければ、どんどん衰えていきます。
優秀なスポーツ選手が、大きな病気や負傷で長期入院すると、
退院後は鳴かず飛ばずになる・・・という話は結構あります。
理由は、入院期間中は、売り物である自分の肉体のトレーニングが出来ないので、
衰える一方だからです(勿論、若ければ、月日を経ての復活も有り得ないことはないですが)。
ですから、脳の老化を少しでも防ぐための手軽な方法は、脳を毎日使うことです。
具体的には、何でもいいのですが、その人の日常的なことでいいでしょう。
例えば、社会人なら、自分の仕事の関連知識を自己啓発する!
主婦なら、買い物で精算前に合計額を暗算で計算してみる! 毎日の献立をもっと工夫してみる!
学生なら、授業の復習と予習!(もっとも、小・中・高校生の若さなら、脳の老化の心配は早いですが)
誰でも、日頃から意識的に脳を使うようにすることで、その老化をある程度は防げるのです。
あとは、「その2」以降で紹介する方法を補足的に使って頂ければ、相乗効果になるでしょう。
Name:幸二

脳の老化防止対策シリーズ(その2)
では、老化防止シリーズの第2弾です!
【海藻類に含まれるグルタミン酸で、若い脳を保とう!】
海藻類に多く含まれるグルタミン酸は、中枢神経の神経伝達物質の一つで、
神経細胞の伝達を司っています。
つまり、グルタミン酸を摂取すると、神経の伝わり方がアップします。
脳の側頭葉の内側にある海馬(かいば)では、このグルタミン酸が記憶を
コントロールしていると考えられるので、グルタミンの摂取は、記憶力の衰えを防ぐ効果もあります。
従って、神経の伝達力アップに加え、記憶力衰え防止も期待でき、結果的に若い脳を保てることになります。
Name:幸二

脳の老化防止対策シリーズ(その3)
本シリーズ第3弾は、注意しないとコワ〜イ話です・・・!?
【脳細胞の崩壊を防ぐカルシウムの威力】
カルシウムを摂取しないと、血液中のカルシウム濃度が下がります。
カルシウムが外部から摂取できなければ(しなければ)、血液中のカルシウム濃度を上げるため、
人間の体は、体内のカルシウムを使おうとします。
体内のカルシウムと言えば骨です。つまり、骨からカルシウムを溶かし出すことによって、
血液中のカルシウム濃度を上げようと体が作用します。
但し、ここからがネックです。
血液中の濃度を上げるのに必要な量以上のカルシウムが、骨から溶け出してしまうのです。
そして、その過剰のカルシウムは、すぐに元の骨に戻らず、本来は入れないはずの血管や脳に入ります。
脳の細胞が記憶をするためには、一定量のカルシウムを使いますが、
その一定量を越えたカルシウムが入りっ放しになると、脳細胞が自己崩壊してしまうのです!
脳細胞が崩壊すれば、いわゆる「ボケ」が始まります。
ですから、ボケない対策の一つは、骨からカルシウムが溶け出さないようにすること!
つまり、食品から十分な量のカルシウムを摂取することなのです!
食品から摂取するカルシウム量が過剰だとしても、脳に入らず、体外に排出されるから安心です。
健康マニアの私から、もう一つアドバイス!
ご存知のように、カルシウムに限らず、どの栄養素でも「吸収率」があります。
そして、その吸収率は、加齢によって下がります。
ですから、30代以上の方々は、吸収率を考慮して、多めの摂取を心がけましょう!
カルシウムが多い食品の代表例は、牛乳,小魚,野菜(小松菜など),海藻類です!
Name:幸二

脳の老化防止対策シリーズ(その4)
肉嫌いの女性の方々、これを読んで今日から肉も食べましょう!(^-^)
【レバー炒めで脳に喝を入れる】
牛,豚,鶏などのレバーに多く含まれているグルタチオンは、脳細胞の活動を向上させます。
グルタチオンは、蛋白質を構成するアミノ酸の中の、グルタミン酸,システイン,グリシンの
3つが繋がったもので、脳だけでなく、体内に広く存在する物質です。
このグルタチオンが、脳細胞の酸化を防ぎ、脳細胞の活動を向上させるのです。
分かりやすく例えれば、脳の錆を落とし、切れ味を良くしてくれるのです。
グルタチオンは、牛,豚,鶏などのレバー以外にも、肉の部分にも含まれています。
更に、ウナギのキモ,マグロやイワシなどの魚にも含まれています。
Name:幸二

脳の老化防止対策シリーズ(その5)
お勧めは、コーヒーだ!(詳細は以下を参照)
【記憶力の減退を食い止めるニコチン酸の効力】
コーヒー豆に含まれるトリゴネリンという物質は、記憶力の減退を食い止めます。
トリゴネリンは、飲む時にはニコチン酸に変わり、このニコチン酸が脳にとって重要です。
ニコチン酸はビタミンB3とも呼ばれ、脳のエネルギー代謝には不可欠な物質です。
ニコチン酸は、体内では、肝臓でアミノ酸の一つであるトリプトファンから合成されますが、
脳にはこの合成系が存在しないため、外部から補給する必要があります。
ニコチン酸が決定的に不足すると、痴呆,皮膚炎,下痢の3つの症状が特徴のペラグラ
という病気にかかります。普通の食生活なら、そこまでの心配はありませんが、
ニコチン酸がある限度欠乏するだけでも、鬱病(うつびょう)や情緒不安定になりやすく、
短期の記憶力が極端に減退する場合もあります。
だから、手っ取り早くニコチン酸を補給したいなら、仕事や勉強の合間のコーヒーだ!
コーヒー嫌いの方々は、牛肉,ナッツ類,酵母(ビール)からニコチン酸を摂取して下さい。
ちなみに、コーヒー1杯から、豆類や魚肉類50グラム程度と同等のニコチン酸を摂取可能です。
Name:幸二

脳の老化防止対策シリーズ(その6) 
【大脳の覚醒を促進するジョギングとウォーキング】
●ジョギング
ジョギングのような有酸素運動は、酸素の取り込みを増加させます。
こうした運動を定期的に行い続ければ、年齢に関わらず、流動性知能の向上につながります。
流動性知能とは、刺激に反応するスピードや新たな局面における問題解決の能力に関わるもので、
普通は加齢とともに低下しますが、ジョギングで脳を鍛えていれば、若々しい脳を保てます。
ジョギングの時の足で地面を蹴る刺激は、気分が爽快になる陶酔状態をつくり出します。
走り始めて5〜10分は無酸素運動であるため、体内の酸素を消費し尽くす苦しい状態が続きますが、
有酸素運動に切り替わると、脳から体内にかけてエンドルフィンという化学物質が分泌され、
恍惚感や鎮痛効果が現れます。有酸素運動に切り替わった後の走りが、その人の体調や能力に
比べて速すぎると、この快感を味わうことが出来ないので、無理をしないマイペースで走りましょう。
●ウォーキング
個人のライフスタイルにより、ジョギングが困難な場合は、ウォーキングを推奨します。
筋肉には、早く反応する筋肉(白筋)と、反応は遅いが持続力のある筋肉(赤筋)の
2種類があり、それぞれが協調して働いています。
腰から下の筋肉には、重力に逆らって立つため、歩くために、持続力のある赤筋が多いのです。
そして、この赤筋が働くと、大脳に覚醒状態をもたらしてくれます。
足を使わないと老人ボケが進むと言われる理由は、これと関係しています。
健康を保つためには1日1万歩が必要と言われますが、5千歩でもいいから歩くクセを身につけましょう。

脳力アップシリーズ番外編
今回は、脳の究極の栄養素2つの紹介です。
「究極」とは、ちと大袈裟な表現かもしれませんが、以下の2つが脳にとっての2大栄養素です。
●ブドウ糖
脳にとって最大の栄養素です!!!
ブドウ糖を手っ取り早く摂取する方法は、いわゆる甘い食べ物(お菓子類が中心)を食べることです。
甘い物と聞いて、虫歯を気にする人,ダイエットを気にする女性がいらっしゃると思います。
ですが、ほどほどに摂取すれば、ブドウ糖(甘い食べ物)は脳にとって本当に良いのです。
ブドウ糖が不足すると、脳の働きが鈍るのですよ!
ですから、おやつに甘い物を食べるというのは、脳にとってベリーグッドなのです。
●酸素
脳に十分な酸素が入ると、脳の神経細胞間のコミュニケーションを
円滑にする伝達物質が増加し、脳の働きが活発になります。
酸素なら、普通の呼吸で誰でも吸いますから、好き嫌いはないはずですね(笑)。
問題は、新鮮な空気から酸素を吸うということです。
特に、冬場で窓や戸を閉め切った生活の場合、1時間に1回程度は換気して、
新鮮な空気(酸素)を部屋に取り入れましょう!
Name:幸二

脳の老化防止対策シリーズ(その7) 投稿者:幸二
【ショック! アルコールは脳を溶かす!?】
度を越した大酒を続けていると脳萎縮になるというショッキングな話があります。
脳には、異物の侵入を防ぐための血液脳関門という器官があり、
水溶性物質は分子量が大きいために通れませんが、
分子量が小さい脂溶性物質は、血液脳関門を通り抜けて脳に入ってしまいます。
アルコールは、脂溶性物質なのです。
大量のアルコールを長期間摂取し続けると、脳の神経細胞の膜をアルコールが溶かします。
最悪の場合は、アルコール依存症→脳萎縮→アルコール性痴呆症、という末路をたどります。
そこで、問題になるのが、アルコールを飲む量です。
ほろ酔い程度であれば、問題ありません。泥酔は避けるべきです。
そして、週1回は休肝日を設定しましょう。
脳の老化防止対策シリーズ(その8) 投稿者:幸二
【カラオケでストレス発散は大脳生理学的にも良い】
カラオケで日頃のストレスを発散するサラリーマンやOLは多い。
確かに、大声で歌うと気分がいいし、歌った後はすっきりしますが、
これは大脳生理学や心理学の面からも言えることであり、
カラオケで歌うことは、とても健脳になります。
カラオケが健脳になる理由は、その呼吸法にあります。
歌う時の発声法は長く引っ張る呼吸につながり、
この呼吸法が脳への酸素の流入を多くするとともに、
自律神経の働きを高め、心身ともにリラックスさせてくれるのです。
このような脳の生理学的な面以外にも、歌っていると、
そのことに集中し、他のことを考える余地がなくなるという、
心理的な面での効果もあります。
歌っている間は、イライラがあってもそれを忘れ、
クヨクヨしていることについて考えないですむのは、
精神衛生上、とてもいいことなのです。
ストレス解消と同時に健脳効果もあるカラオケ。
アフター5に休日に、皆様も、ぜひ実践してみましょう。


青ライン


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