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ララベルのミニサイト

青ライン


「海が呼ぶ夏休み」紹介

意外にレアな存在の、ララベル映画版の内容紹介です。この作品ってあんまり放映されることがないみたいなんですよね。さて、ではあらすじをば。

冒頭、いきなりララベルとテコのにらみ合いから始まります。テコは山に行こうと言いララベルは海にしようといって譲りません。ジャンケンの結果海へ行くことに。この時のララベルの浴衣姿というのは珍しそう。で、一行はテコのおじさんの民宿「とびうお荘」に泊まることに。ところがビスカスと落葉の二人があからさまな妨害をして自分達の「ジョーズホテル」(時代が分かるなあ)に客を引き抜こうとします。

さて、ここで問題発生です。テコは実は泳げないのでした。
「それで山へ行こうと思ったのに、ララベルったらじゃんけんで勝つんだもん。きっと魔法で勝つようにしたのよ」
「そんなこと絶対してないわ」
といった調子でケンカをしてしまう二人。しょーもないことでケンカになって、しかもそれが尾を引きやすいのが女の子というものです。
魔法のことを疑われて気にしたララベルは、ペンダントを置いたまま海に潜ってしまい、ビスカスの魔法の餌食になってしまいます。反省してペンダントを握りしめ、海に潜ってララベルに届けるテコ。泳げないなんて言っている場合ではなく、もう必死なのでした。これぞ火事場のバカ力!(筋肉マンだな)じゃなくて海中のテコ力なのでした!!(爆)

それでララベルは元気回復、アンパンマン・・・じゃなく、例によってビスカスをボロンチョンにやっつけ喜ぶ3人組。そして海から帰ってきたララベル一行は、見事に真っ黒け!コギャルみたいに実に見事な褐色の顔なのよ。まるでヤマンバギャルなのでありました。ま、この当時はガングロなんて言葉もなかったので、純粋に日焼けしただけだけど。ノンもちょっと日に焼けたほうが死体っぽくなくなってグーでしょう、あのままだと棺桶ごと焼かれかねん。(笑)

そして例によってことわざ日記でおしまい。やっぱり、お説教くさくなってしまうのは事実ですナ。


最終回紹介

人間って大好き
                       
正直、最初にこの「ララベルのミニサイト」を作ったときは最終回の紹介はなくて、このページはそのあと緊急に追加したんですよね。
それは2000年年末もおしせまった12月27日、夕食の準備にカニを料理していると、なにやらテレビから聞きなれた声が・・・
息子がたまたま見ていた京都テレビが、何と、ララベルを放送していたのです。5月の番組改編でいきなり消えてしまったララベル・・さすがに局も、帳尻を合わせる必要があったのか、この年末にいきなり番組を入れてきたのでした。
まさか7ヶ月もたってから、放送されていたなんてつゆ知らず、わずかに最終回の、それも後半15分だけがやっと録画できたんです。それでも何とかサイトで紹介することは出来ますので、今回追加ページを作り、載せることにしました。まさに危機一髪での入手でした。それにしても京都テレビ、もうちょっとまともに放送してくれよ!さすがにそのあと、ちゃんと最初から見る機会もできてストーリーも把握できましたが、CSで最初からきちんとやってくれないもんかと思っております。

さて、では内容の紹介をば。

ララベルが人間界に来てちょうど1年。みんなでお祝いをしていると、ビスカスが本気で魔法のカバンを奪いに来ました。おじいちゃんとおばあちゃんが人質になり、身代金の代わりに魔法のカバンを要求するビスカス。心配する一同。最終回だけあってキャラ総出演ですが、とりあげるならこの人。担任の花園先生です。ムチャ美人!「魔女先生」として番組持ったら、結構視聴率稼げたりして。

魔法のカバンから魔法グッズを取り出して、激しく戦うララベルとビスカス。このあたりは、かなりマジな展開です。なんと、そのうちに魔法のカバンは空っぽに!
二人の魔法の能力も消えてしまいました。省エネ考えて運営しないと、資源が枯渇するんですね。昔の魔女っ子は魔法なんて使いたい放題だったのに、この作品などはやけにエコライフな発想が出てきてるんでしょうか?

魔女としてはほんとに半人前というか、見習い状態だったのがこのララベルだったのですな。ノンやメグなんてアイテムも何もなしで、気合いだけで魔法かけちゃうからあれに慣れてしまっていますが、これってララベルなどのレベルの魔女からしたらすごく高級というか、実力があるってことになるんですよね。ノンと比べるからメグは劣等生ってイメージになってしまうんだけど、何せ魔界の次期女王候補だけに、一般の見習い魔女からしたらものすごいレベルなのであります。ララベルに至ってはカバンからアイテム出してるだけなんですよね〜、だからそれがなくなったら、なんとただの人間になってしまうのであります。これもある意味衝撃的な結末!

魔法力がなくなって、普通の人間になってしまったララベルとビスカス。冬の山中で遭難しかけますが、町の人たちの捜索で無事発見されます。ビスカスも人々の真心に打たれて、更生を誓うのでした。
魔法が消えたら、な、なんと、ビラまで普通の猫になっちゃいました!ついさっきのアイキャッチには魔法猫で出ていたのに、ただのニャンコですかっ!?

でも、ララベルは普通の人間になれたことを心底喜ぶのでした。
「これからは人間としての一歩が始まるのね」
と言って、走り出すララベル。
「はじめが大事」
なんてことわざはちょっと余計かもしれません。
それにしても、普通の人間になって普通に暮らしてしまうとは、何とまあ思い切って庶民派の道を歩んだもんです。古くはアッコちゃんが、鏡の魔力がなくなって、普通の子になりましたけど、あれはもともと普通の人間だったものが、魔法の鏡をレンタルしてもらってただけでしたからね。
ララベルの場合はれっきとした魔女だったのに、人間になってしまうなんて、地味と言うか、堅実と言うか、万事こんな調子で派手さにかけたので視聴率とか、その後の名声なんかでも恵まれてないところがあるんでしょうね。
しかしこれは、他のページでも書きましたが、思春期の女の子はララベルくらいの体型しているのが一番健康的なんだし、こういう地道な人生歩むのも立派な生き方だと思うんですけどね。
完全に人間になってしまったララベルですから、今では2児の母くらいになってるんでしょう。タイプとしては家庭的な子だから、「亭主がカニをさばかなきゃならないようなノンの家庭」みたいにはならんと思いますよ。
独身の皆さんは、結婚するなら「ララベルタイプ」も悪くないかもしれないっす。(爆)


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