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さすらいのノン編その6


青ライン


茂みの中の二人に気がつく刑事たち

藤岡 「誰だ!そこにいるのは、わかっている、出て来い!」


チョーサンとノンだ

チョーサン 「うっ撃たないでくれ〜」 
ノン 「やれやれ、見つかっちゃった」

藤岡 「君たちここで何をしている、見たところ、バンパイアの仲間ではなさそうだが。」
東条 「民間人がここにいては危険だ、早川、この二人を家まで送ってやってくれ」
ミヤウツ巡査 「早川でねぇ、み・や・う・つ!」
ノン 「待って刑事さん、私に考えがあるわ、手を組まない?」
 

その頃メグの家では

ここは、メグの家 ここで警察が張り込みをしている。


心配そうなマミ

マミ 「あのう、メグはバンパイアに狙われているんですか?」 
警部 「大丈夫です。我々警察が万全の体制を整えてます。安心してください。」
刑事 「警部、ダミーのメグちゃん設置完了しました。」
警部 「うむ、ご苦労、これでメグちゃんは奴らに狙われる心配は無いな。」

刑事「しかし警部、本物のメグちゃんは?」
警部「ああ、竜のやつに任せてある」
刑事「ええっ!?大丈夫ですか?そりゃ確かに竜さんは敏腕刑事です。でもあの人、女の人と二人っきりだと上がっちゃうのでは・・・・」

警部「これもあいつのためだ、あいつは刑事である前に一人の人間だ、いい年して彼女の一人もできないでどうする。」
刑事「ですが警部、いくらなんでも・・・」
マミ「あのー、プライベートの話しはいいですから・・・・」 


竜刑事と車で移動するメグ

一方メグは竜刑事と車で移動していた。


竜と話し込むメグ

メグ 「わたしメグって言うの、よろしくね、刑事さんのお名前は何ていうの?」
竜 「じ、自分は・・・竜です・・・。」
メグ 「竜さんね、そんなに緊張しなくていいから、もっと楽にして。」
竜「かたじけない。」

メグ 「竜さんは何人家族?私は4人だけど。」
竜 「自分はおふくろと2人暮らしです・・・」
メグ 「そうなんだ、あっそうそう、竜さんは最近の歌手の歌って聞く?キムタクもカッコイイけど、ゴロウちゃんもカッコイイね。」
竜 「うっ・・・(ゴロウちゃんて誰だ!?・・そうか!)じっ自分は私鉄沿線が好きです。名曲ですよね。」

メグ 「はあ?」
竜 「じっじ自分は・・何か変なこといいいました?」
メグ 「べ、別に・・・宇多田ヒカルって知ってる?」
竜 「いっ一応・・・・しかし自分は!」
メグ 「しかし自分は?」
竜 「自分は・・・宇多田ヒカルと倉木麻衣の区別がつかないんです。」
メグ 「えーっ!?」 


そのとき、誰かが車を狙う!

その時だった!割箸が竜刑事の運転する車のタイヤに命中!
竜「危ない!」
メグ「きゃー!」

キキーッ!   


黒頭巾登場!

竜 「貴様!何奴だ!」
黒頭巾 「ふふふ、俺はコウモリ党の用心棒・黒頭巾だ!竜 隼人、神崎メグは有り難く頂くぞ!」 
竜「そうはさせんぞ!」 


割り箸が竜刑事を襲う!

黒頭巾 「それっ!」
竜 「がっ!」 



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