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チャッピーのミニサイト

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登場人物紹介

チャッピー
チャッピー・ハンスト・シャルル・グリム・アンド・イソップ・エトセトラ(要するにチャッピー)
古臭いしきたりだらけの魔法の国を嫌って、人間界に来た魔法使いの女の子。魔法のバトンを振ることでさまざまな魔法が使えました。呪文は
「アブラカタリク・マハリタ・カブラ」
よく考えたら、八二−の増山さんが声を当ててるんですね。かなり調子が違うので、イメージが狂ったりします。作品が原点回帰志向なのでチャッピーの性格も、サリーちゃんとかなり共通したところがあります。

ドンちゃん
ドンちゃんはレッサーパンダ。1972年当時は、中国と国交が正常化した時で、とにかくパンダがブームでした。「ウルトラマンタロウ」なんて変身モノですら「パンダ怪獣」なんて、思い切りわけのわからん怪獣まで出たくらい。「タロウ」の「パンダ怪獣」が出た回を見たときは、あまりのアホらしさに絶句したもんです。
ドンちゃんは、魔法力で動く車を持っていて、これをめぐってジュンと熾烈な抗争を繰り広げます。勝つのはほとんどドンちゃんでしたが・・・
ジュンは、チャッピーが人間界に来る時に、一緒についてきてしまった弟。ネズミや猫のような小動物に化けるのが得意で、このあたりの設定はSPゲームの特殊魔法「ねずみ変化」にも生かされています。

ジイ
チャッピーの祖父・ジイ
そのまんまのネーミングじゃないっすか・・・
何かというと、「いかんいかん」なんて言い出す頑固ジジイですが、孫のチャッピーにだけは甘いです。じいさんというのはそういうものなのね。
「サリーちゃん」のじいちゃんもそうでしたね。

オババ
オババは328歳という最長老の魔女で、ジイの子守りをしてやったこともあり、頑固なジイもオババにだけは頭が上がりません。
それにしても328歳って、超長生きなバアサンですなあ。ほとんど「屋久島杉(やくしますぎ)」みたいな存在。魔法の国の寿命というのはどのくらいあるんでしょうか。オババとジイのかけあいは結構面白いものがあります。


パパとママ
いずれも、人間界にチャッピーを追って来て、そのまま居ついてしまいます。パパは魔法の国では貴族なのですが、人間界では要するにただブラブラしているだけなので、第3話「パパはナニ屋さん?」ではこれがしっかりネタになりました。近所の人からはパパの仕事はドロボーと思われたり(おいおい!)、失業中だと思われて同情されたり、「私は画家だ」とうそをついたら、「では学校の壁に絵を描いてほしい」と校長先生が頼みに来て青くなったり、これだけで一話分のストーリーが出来ちゃったのだから大したものです。
考えてみれば、「ヒーローの職業」てのはかなりあいまいで、作品によっては、どう考えても正義の味方は失業保険で暮らしていなきゃらならない状態に置かれていたりするものですが、この「チャッピー」ではそのあたりの設定もちゃんと認識されているわけ。
ママはナギナタの名手で、普段は良妻賢母ですが怒ると恐く、一家のものは頭が上がりません。初代魔女っ子に比べて、明らかに女性の立場が強くなってます!
このあたりが、「魔法使いサリー」との時代の違いでしょうか。66年放映のサリーでは、パパの言うことは絶対で、ママがうまくとりなしてサリーとの仲を取り持っていてくれましたが、72年のチャッピーでは、6年の歳月の間にかなりパパの威厳が低下しています。74年になると「ダメおやじ」なんて、娘と妻にいびりまくられるだけの自虐的なオヤジが出てきますが、現在ではこの「ダメおやじ」なんて見ても、誰も違和感感じないどころか、もっと悲惨な人生歩まされているオヤジだらけになってしまってますもん。

中村しず子
チャッピーたちの親友で、良家のお嬢さんタイプ。ジュンと一平の憧れのまと。サリーちゃんの「すみれちゃん」に相当するキャラ

荒井みち子
チャッピーのクラスメートにして大親友。早くに母親をなくし、店の手伝いと弟達の面倒で忙しい。アネゴ肌の性格で、面倒見がよい。
母親を早くなくしていること、アネゴ肌のところ、店の手伝いをして切り盛りしているところ、弟の世話など、「サリーちゃん」の「よし子」の設定そのものと言えるキャラ!

一平と二平
みち子の弟達で、二人ともジュンのライバル格だが、ドンちゃんにだけは一目置いている。
いかにも昔にいた、青バナたらしてそうなガキですなー。最近はさすがに、この手のこぎたないガキはいなくなりましたが、代わりに無感動でキレやすいのが増えちゃって、とってもアブねえご時世です。
これも「サリーちゃん」の三つ子とほとんど同じ設定です。


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